ソニー、子ども向けワークショップ 19年度は50カ所
ソニーは15日、子ども向けのワークショップ「感動体験プログラム」を2019年度に50カ所で実施すると発表した。18年度の3倍以上の実施となる。「教育格差」の広がりが社会課題のひとつとなる中、創造性や好奇心を育む体験機会を提供する。学童保育や子ども食堂などで開くほか、貧困対策の一環として日本財団が運営する拠点「第三の居場所」でも実施する。
18年9月から同プログラムを実施している。プログラミングキット「MESH(メッシュ)」や大型仮想現実(VR)空間を使ったワークショップ、科学実験ショーなどグループの資産を活用して様々な体験を提供する。地方や離島の小規模の小学校を対象に遠隔で授業するプログラムも展開。ソニーは18年にESG説明会を開くなど、ESG分野での活動を広げている。