災害情報、多言語でスマホ向け配信 実証実験スタート

2019/4/15 12:38
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昨年夏、西日本で台風や豪雨災害が相次いだことを受け、総務省近畿総合通信局(大阪市)は15日、外国人観光客や在日外国人のスマートフォン(スマホ)向け多言語災害情報配信サービスの実証実験を始めた。

多言語災害情報配信サービスの実証実験で、スマホに表示されたテストメッセージ(15日午前)=共同

6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会合までの実用化を目指す。今月から外国人労働者の受け入れが拡大され、2025年には大阪・関西万博が開催されることから、災害に不慣れな外国人に安心して訪日してもらう狙いもある。

この日はベトナムやペルー、フィリピンの領事館関係者らが同通信局に集まり、既存の外国人向けスマホアプリ「ポータブルニュース」を通じ、テストメッセージを配信。スマホに自動表示されるのを確認した。

在大阪フィリピン総領事館のパトリック・ヒラド領事は「とても簡単だった。交流サイト(SNS)とは違い、このシステムは年齢や国籍など対象を絞って自動配信できるのがよかった」と話していた。

インターネット上でデマが流されるケースが相次いでいるため、情報元を官公庁や公共交通機関などに限りサービスを広げる方針だ。〔共同〕

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