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印IT2社 AIなど先端分野けん引 売上高3割に

【ムンバイ=早川麗】インドIT(情報技術)サービス大手2社が高成長を取り戻しつつある。12日に発表した2019年3月期連結決算では、人工知能(AI)など印企業が「デジタル事業」と呼ぶ先端分野が全体をけん引し、増収率が上昇した。最大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と2位インフォシスともに同事業が売上高全体に占める割合は約3割に高まった。

2019年3月期通期の決算について説明するTCSのラジェシュCEO(12日、ムンバイ)

TCSの19年3月期の売上高は前の期比10%増の209億ドル(約2兆3400億円)だった。AIやクラウド、情報セキュリティーといったデジタル事業の売上高は51%増えた。売上高全体に占める割合は29%と、同事業の割合を開示した過去3年で最も高い。同事業が成長を引っ張り、全体の増収率は15%増だった15年3月期以来の高い水準となった。

インフォシスはデジタル事業が31%に達した。連結売上高は8%増の118億ドルとなり、増収率は18年3月期の7%から高まった。

ただ利益面では明暗が分かれた。TCSの純利益は45億ドルと12%増えた一方、インフォシスは22億ドルと12%減った。TCSは25%台の高い売上高営業利益率を保ったが、インフォシスは販促費が増加したうえ、18年3月期の純利益を押し上げた過年度法人税の戻し入れがなくなったのも響いた。

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