後期高齢者医療制度、黒字44%減 2017年度

2019/4/12 19:22
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厚生労働省は12日、後期高齢者医療制度の2017年度の収支が180億円の黒字だったと発表した。16年度と比べ44%減少した。高齢化が進んで75歳以上の加入者が増えており、医療の給付費が増加したことが主因だ。収入面では企業の健康保険組合などが拠出する交付金が増加した。現役世代の負担増が黒字の維持につながっている。

後期高齢者医療制度は75歳以上が加入する。加入者数は1721万人で2.6%増えた。保険給付費は4.1%増の14兆8363億円で16年度と比べ5788億円の増加となった。1人当たりの保険給付費は87万848円で1.0%増えた。

給付費の伸びを公費や現役世代の負担で賄う構図が続いている。収入の一部となる健保組合や協会けんぽなどからの交付金は6兆1756億円で3.9%増えた。国庫支出金は4兆9667億円で3.0%の増加だった。加入者が負担する保険料は1兆1917億円で5.5%の伸びだった。

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