2019年4月19日(金)

文科相、教員免許制度の見直しを諮問へ 小学校で教科担任制

社会
2019/4/12 18:10
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柴山昌彦文部科学相は12日の閣議後記者会見で、教員免許制度の見直しを検討する考えを示した。小学校5、6年生において、特定の教科を専門の教員が複数の学級で教える「教科担任制」を拡充することなどが狙い。2020年度から英語が正式な教科となり、プログラミング教育も必修化される。教員の専門性を高め、授業準備の時間を減らして働き方改革にもつなげる。

柴山氏は「初等中等教育に関する制度を総合的に検討する必要がある」と説明。免許制度の見直しなどは17日の中央教育審議会で諮問し、20年末に答申を受けて関係法令を整備する考えだ。

現状では小学校の教員免許は全教科を教えることができ、1人の教員が1学級を受け持ち、全てか大部分の教科を教える「学級担任制」が主流だ。きめ細かな指導ができるが、得意分野以外も教える必要がある。授業準備の負担が重いとの指摘があった。

20年度からは新指導要領の適用で、英語の正式な教科化、プログラミング教育が始まり、これまで以上に教員の専門性が求められる。学級担任制の基盤になっている免許制度を見直し、教科担任制を後押しする仕組みづくりを検討する。

諮問では他に高校の普通科を専門性の高いコースに分割するといった高校の教育改革や、増加する外国人の児童生徒への教育、ICT(情報通信技術)の活用についても盛り込む考えだ。

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