日経商品指数17種

(1970年平均=100)
8月12日 141.308 -0.041

[PR]

商品ニュース

鉛、5カ月ぶり安値 テスラの投資凍結で需要減懸念

2019/4/12 17:19
保存
共有
印刷
その他

鉛の国際価格が下落した。指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は日本時間12日夕時点で1トン1920ドル前後。前週比で約4%安く、2018年11月下旬以来、約5カ月ぶりの安値で推移している。車載用蓄電池で需要が鈍るとの思惑から売りが優勢となった。

米テスラとパナソニックは電気自動車(EV)販売の伸び悩みを背景に、米国で共同運営する電池工場への投資を凍結する。EVではリチウムイオン電池が主流になっているが、一部で鉛蓄電池の使用が続くとされる。「EV販売の伸び悩みが浮き彫りとなり需要鈍化懸念から売られた」(みずほ銀行デリバティブ営業部の能見真行調査役)

鉛は需要の大半が蓄電池だ。独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によると、17年の鉛の国内需要27万9千トンのうち、蓄電池向けは25万6千トンと全体の92%を占める。中国では新車販売の減速が続き、ガソリン車向け需要の鈍化懸念から足元の相場は下落基調が続いている。

国際相場の下落を映し、三菱マテリアルは今週、鉛の国内相対取引の目安となる建値を6千円引き下げ、1トン28万2千円としている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム