2019年5月23日(木)

TDK、無人搬送車向け無線給電システム

エレクトロニクス
2019/4/12 16:55
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TDKは工場や物流倉庫で使う無人搬送車(AGV)向けのワイヤレス給電システムを開発した。送電器と受電器を近づけるだけで充電でき、コネクターを接続する必要がないため、AGVの充電を自動化できる。人手による作業を減らせるので、作業現場の省人化や安全性の確保に役立つ。月内に受注を開始し、5年後に年間1万台の販売を目指す。

ワイヤレス給電システム「WPX1000」

新製品「WPX1000」は送電電力が1キロワットクラスで、AGVやロボットといった産業機器の無線給電に利用する。バッテリー残量が減ったときに、AGVが充電ポートに自動で向かい、充電するのに役立つ。断線の恐れがあり、ケーブルを使用できないロボットの給電も可能だ。

定電圧・定電流の制御で、バッテリーへの負担を軽減できるほか、直接充電も可能になる。シリアル通信により、充電電圧や充電電流値などの情報を取得できる。

小型軽量化も実現。受電側のコイルは1.8キログラムで、ユニットは1.6キログラム。ユニットサイズは横21.4センチメートル、縦18.6センチメートル、厚さ6.5センチメートル。コイル部品は防水・防じん規格にも対応した。

TDKグループのTDKラムダは、ワイヤレス給電システムのブランドを「AirTLans(エアトランス)」と名付け、産業機器向けに展開していく。

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