2019年6月19日(水)

滴滴、リース会社向けに金融サービス 配車を強化

スタートアップ
ネット・IT
アジアBiz
2019/4/12 18:00
保存
共有
印刷
その他

【北京=多部田俊輔】中国配車アプリ最大手の滴滴出行は11日、リース会社など向けに金融サービスを始めたと発表した。中国では車両を保有したうえで運転手を管理して滴滴のアプリを使って収益を上げるリース会社が出てきている。滴滴はリース会社に資金管理などを含めたシステムを提供し、安全な配車サービスを展開するリース会社を育て、配車アプリ事業の基盤を固める。

滴滴はリース会社にシステムを提供し、配車アプリ事業の基盤を固める

滴滴が提供を始めたのは「オンライン・フィナンシャル・マネジメント・システム」。リース会社側はシステムに搭載した滴滴が培ってきたビッグデータ解析やリスク管理機能などを活用し、資金調達から財務管理まで大幅な効率化を実現できるとしている。

リース会社が保有する車両の稼働状況などをリアルタイムで把握し、リスクが高まると警告を出すこともできる。試験的に導入した四川省成都市のリース会社は従業員を増やすことなく、車両を1千台から3倍の3千台まで増やすことができたという。

滴滴は昨年に運転手による乗客の殺害事件を起こした。当局の指導などを受けて、滴滴は安全な配車サービスを実現する仕組み作りを進めており、1月には保険や資産管理などの金融サービスを手掛ける拠点を設置した。今回の新システムは今年末までにリース会社など1500社への提供を見込む。

滴滴の配車アプリに登録している運転手は3100万人を超え、利用者は約5億5千万人に達する。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報