2019年4月19日(金)

NTT西系、食品リサイクル事業参入 コスト最大5割減

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関西
九州・沖縄
2019/4/12 16:24
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NTT西日本子会社で設備保守のNTTフィールドテクノ(大阪市)が食品リサイクル事業に参入した。工場などの食品関連事業者向けに食品残さを投入する発酵分解装置をレンタルで提供。たい肥を生成し、農家や農業法人などで活用するまでの一連の仕組みを整える。事業者側が食品残さの廃棄処理にかかるコストを1~5割程度削減できるという。

食品リサイクルの楽しい(北九州市)と提携し、11日から事業を開始した。楽しいが開発した食品残さの発酵分解装置を、食品加工事業者や外食店舗、給食の調理場を持つ学校や社員食堂をもつ企業にレンタル提供する。事業者は食品残さを装置へ投入するだけで、たい肥などに再利用可能な「発酵分解床」をつくることができる。

NTTフィールドテクノはレンタルした装置のメンテナンスのサービスを手がけるとともに、発酵分解床を定期的に回収し、楽しいの食品リサイクルセンターでたい肥にする。たい肥は楽しいが契約した農家や農協、農業法人などに販売する。楽しいはNTTのネットワークを生かすことで、北九州中心に展開してきたサービスを全国規模で手がけられるようになる。

料金は食品残さの量により、1キログラムあたり10円からを想定する。

環境省によると、日本の食品廃棄物量は2015年度で2842万トン。このうち食べられるのに廃棄される「食品ロス」は646万トンで、世界の食糧援助量の約2倍に相当する。国民1人あたり茶わん約1杯分(約139グラム)を毎日廃棄している計算になる。食品ロスの削減は世界の共通課題と位置づけられており、欧州連合(EU)などで取り組みが進んでいる。

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