2019年5月21日(火)

金融システムのシンプレクス、金融向けAIの新会社

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ネット・IT
2019/4/12 13:46
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金融システム開発のシンプレクスホールディングス(東京・港)は金融機関向けに人工知能(AI)を使ったサービスを手がける新会社を設立した。同社のAI人材の一部を新会社に移し、業務を始めている。事務作業を効率化するとともに顧客情報に基づく営業を支援し、銀行や証券会社のAI導入を後押しする。

新会社「ディープパーセプト」は資本金1億円でシンプレクスが90%、産学連携支援のepiST(エピスト、東京・新宿)が10%出資した。社長にはエピスト社長でALBERT創業者の上村崇氏が就いた。ビッグデータ分析やAI人材の採用で上村氏の知見を生かす。

シンプレクスのデータサイエンティストら十数人が新会社に移った。今後も事業拡大に応じてシンプレクスのAI人材を出向させる。AI関連事業を手がけるスタートアップ企業は多いが、安全性などで金融機関のシステムに対応できる企業は少ないとみて、金融向けAIサービスに特化して成長を目指す。2021年度までに年間売上高20億円が目標だ。

エピストは上村氏が3月に設立した。AIやデータ分析を中心に数千人規模の研究者らのデータベースを持ち、企業と大学の共同研究を支援する。大企業が事業を切り出して新興企業を設立する「カーブアウト」を支援し、今回はその第1弾にあたる。研究開発型スタートアップ企業への投資事業を始める計画もある。

(山田遼太郎)

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