JR豊肥線、20年度内に全線再開 熊本地震で被災

2019/4/12 12:49
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2016年4月に起きた熊本地震で寸断されたJR豊肥線が20年度内に全線の運転が再開される見通しになった。国土交通省と熊本県が12日発表した。阿蘇地域を通って熊本県と大分県を東西に貫く鉄路が復活することになり、産業や観光の復興に大きく寄与する。

熊本地震の土砂崩れで不通になっている肥後大津(熊本県大津町)~阿蘇(同県阿蘇市)間の27.3キロが復旧する。国と熊本県、JR九州が「JR豊肥本線復旧連絡協議会」を設立し、道路や砂防などの関連工事と併せて工程を精査した結果、20年度内に鉄道の復旧工事を終えて運転を再開するのが可能になったと判断した。

熊本県の蒲島郁夫知事は同日「熊本地震が3年を経過しようとする中、まさに復旧・復興が加速化してきた」と話した。今後は地元の自治体も合わせて費用の負担などを詰める。熊本県は「まずは市町村と共にJRの考え方を確認したい」(蒲島知事)意向だ。その上で「改正鉄道軌道整備法」などによる補助制度の活用も含めて対応を検討する。

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