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豊田通商、福島に電池材料工場 投資額90億円

豊田通商は12日、オーストラリアのリチウム資源開発会社であるオロコブレと組み、福島県に水酸化リチウムの工場を建設すると発表した。投資額は約90億円で、2021年前半の生産開始を目指す。同リチウムは電池の主要材料として使われる。電動車の需要拡大が見込まれる中、供給体制を整えるのが狙いだ。

豊田通商とオロコブレが立ち上げる新会社「豊通リチウム」(福島県楢葉町)を通じ、工場を建設する。新会社の出資比率は豊田通商が25%、オロコブレが75%。19年前半に工場の建設に取りかかり、21年前半に生産を始める。年間1万トンの生産能力を目指し、50人超の新規雇用を見込む。販売は豊田通商のグループ会社が担い、国内を中心に電池部材を生産するメーカーなどに供給する。

同工場では豊田通商とオロコブレがアルゼンチンで生産する炭酸リチウムを原料に、水酸化リチウムに加工する。水酸化リチウムはリチウムイオン2次電池の正極材などに使われている。高出力の電池と相性がよく、電気自動車(EV)などの車載電池向けに需要の拡大が見込まれている。

豊田通商とオロコブレは14年からアルゼンチンのオラロス塩湖で炭酸リチウムの生産を開始。現在は年1万7500トンの生産能力を持つ。20年には設備を増強する計画で生産能力は2.4倍の4万2500トンとなる見通し。世界需要の1割強を確保できる規模となる。

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