2019年5月23日(木)

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,283.37 +10.92
日経平均先物(円)
大取,19/06月 ※
21,280 +30

[PR]

業績ニュース

東芝、米LNG事業売却不透明に 契約先が解除通知

エレクトロニクス
2019/4/11 20:35 (2019/4/12 0:27更新)
保存
共有
印刷
その他

東芝は11日、米液化天然ガス(LNG)事業を売却する予定だった中国の民間ガス大手、ENNグループから契約解除を求められたと発表した。同事業を巡っては、巨額の損失が発生するリスクが指摘され、売却を決めていた。計画が白紙に戻れば、東芝の経営再建に影響が生じかねない。

東芝の米LNG事業売却は不透明になった

東芝の米LNG事業売却は不透明になった

東芝のLNG事業は2020年から米テキサス州で、シェールガスをLNGに加工するもの。13年に権益を取得していた。ただその後に米原発事業を巡る損失などで東芝の経営が悪化。本業との関係が薄いうえ、需要動向などによっては最大で1兆円規模の損失が生じる可能性があり、経営再建計画を進めるなかで18年11月、ENNとの間で売却に合意していた。

当初の計画では、19年3月末までに売却する方針だった。だが米政府機関の一部閉鎖で対米外国投資委員会(CFIUS)の審査手続きが遅れたうえ、中国国家外貨管理局(SAFE)の認可も得られず売却が遅れていた。

東芝によるとENNからは10日夜、「多大な不確実性を生じさせる」ことを理由に契約解除の連絡が入ったという。東芝側は正式な契約解除には書面による通知が必要だとしているが、ENNへの売却は実現が難しくなった。関連損失として930億円の計上を予定していた19年3月期の連結決算は見直しを検討する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム