韓国、臨時政府100年で式典

2019/4/11 19:00
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府は11日、日本の統治下で中国につくった大韓民国臨時政府の発足100年を祝う式典をソウルで開いた。当初は臨時政府への思い入れが強い文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席する予定だったが、ワシントンでの米韓首脳会談と重なったため、李洛淵(イ・ナギョン)首相が出席した。

臨時政府100周年で演説する李洛淵首相(11日、ソウルの汝矣島公園で)

李氏は演説で「この100年で世界が注目する国に発展したが、ここで歩みを止めてはならない」と強調。「米国、中国、日本、ロシアなどの国際社会と協力し、朝鮮半島の平和と共同繁栄を模索する」と述べた。

韓国では保守派を中心に李承晩(イ・スンマン)大統領が韓国政府を樹立した1948年8月15日を建国の起点としてきた。だが、文政権は海外で独立運動をしてきた活動家が上海に臨時政府を結成した19年を「建国」とし、昨年8月は「政府樹立70周年」とした。親日派と結びついた保守勢力をけん制し、自分たちこそが「真の民族主義者」とアピールする狙いだ。

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