「堕胎禁止は違憲」韓国憲法裁

2019/4/11 18:20
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【ソウル=山田健一】韓国の憲法裁判所は11日、妊娠した女性の堕胎を禁止する同国の刑法は憲法違反との見解を示した。韓国では出産が生命に関わるなどの特別な事情が無い限り、妊婦が堕胎すると罪に問われる規定がある。憲法裁判所は「現行法は赤子の生存権を保護するあまり、女性の自己決定権を侵害している」と判断。2020年末までに関連法を改正するよう指示した。

堕胎禁止に反対する抗議活動の参加者(ソウルの裁判所前)=ロイター

憲法裁判所は「妊娠22週ごろまでは出産の可否を判断する権利が女性にある」とし、国家が堕胎を禁じることはできないと指摘した。22週を過ぎた場合でも経済的理由などがある場合は、堕胎を認めるよう求めた。

韓国では、女性が望まない出産を避けるため、医療機関に法外な対価を払って不法に堕胎するケースがあるとされる。

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