2019年4月22日(月)

F35操縦士の脱出形跡なし 捜索継続、統幕長陳謝

社会
2019/4/11 17:17
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航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが同県沖の太平洋で墜落した事故で、行方不明になっている操縦士が緊急脱出した形跡がないことが11日、分かった。空自は操縦士の氏名を細見彰里3等空佐(41)と公表。海上保安庁や米軍と連携し、24時間態勢で範囲を拡大して捜索を続けた。

防衛省制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は定例記者会見で「地元をはじめ国民の皆さまに不安を与えた。深くおわび申し上げたい」と陳謝。運用への影響を問われると、F35Aはまだ訓練中で実任務には就いていないとして「影響は現時点ではない」と話した。

防衛省によると、機体には緊急時に操作することで座席ごと外に飛び出し、パラシュートで降下して洋上で浮くことのできる緊急脱出装置が付いている。脱出した際に自動的に出る救難信号が確認されておらず、細見3佐は装置を使用していないとみられる。

事故機と共に訓練していた3機は離れた所を飛行しており、細見3佐が直前に「訓練中止」と無線で告げたのを確認したが、墜落は見ていない。

捜索を巡っては事故が起きた9日深夜に現場付近で左右の尾翼の一部を回収して以降、目立った部品は確認されていない。自衛隊などは潮の流れも計算し、捜索している。〔共同〕

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