F35操縦士、緊急脱出形跡なし 青森沖で捜索続く

2019/4/11 10:05 (2019/4/11 13:05更新)
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航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが同県沖の太平洋で墜落した事故で、防衛省は11日も、操縦していた40代の男性3等空佐の捜索を続けた。捜索には海上保安庁や米軍も加わり、24時間態勢で範囲を拡大している。

防衛省によると、事故機と共に訓練していた3機は離れた所で飛行しており、3佐が直前に「訓練中止」と無線で伝えてきたのを聞いたが、墜落した場面は目撃していない。

機体には緊急時に操作することで座席ごと外に飛び出し、パラシュートで降下して洋上で浮くことのできる緊急脱出装置が付いているが、脱出した際に自動的に出る救難信号が確認されておらず、3佐は装置を使用していないとみられる。

F35Aは9日午後7時ごろ、対戦闘機を想定した訓練のため、他3機を指揮する編隊長機として計4機で三沢基地を離陸。午後7時25分ごろ、基地の東約135キロの太平洋上でレーダーから機影が消え、無線での連絡も取れなくなった。

現場付近で自衛隊が9日深夜に左右の尾翼の一部を発見、回収して以降、手掛かりがない状態が続いている。自衛隊などは潮の流れも計算し、捜索範囲を広げている。〔共同〕

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