山崩れ犠牲者6人を追悼 大分・中津市長ら黙とう

2019/4/11 9:08 (2019/4/11 10:21更新)
保存
共有
印刷
その他

大分県中津市耶馬渓町金吉の集落を襲った山崩れから1年となった11日、奥塚正典市長らが現場を訪れ、犠牲者の住民6人を追悼するため黙とうをささげた。市は4月11日を「中津市の防災を考える日」とし、市民の防災意識の向上に向けた取り組みを進める考え。

山崩れの発生から1年となり、現場に黙とうをささげる市職員ら(11日午前、大分県中津市耶馬渓町)=共同

奥塚市長は黙とう後「復興に向け着実に歩みを進めている。災害に強いまちづくりに取り組んでいく」と話した。現場ではその後、慰霊祭が営まれ、遺族や復興工事の関係者ら約100人が犠牲者の鎮魂を祈った。

午後には市役所で、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターの鶴成悦久准教授(災害情報学)を講師に招き、市幹部職員らを対象に研修を実施。今後起こり得る災害の被害規模や、対応方法などを学ぶ。

犠牲者の親族で、近くに住む江渕稔さん(66)は10日、事故から1年を前に取材に応じ「前を向いていかないと。梅雨を迎えるに当たって、もう一度、防災を考えていきたい」と話した。

山崩れは昨年4月11日未明に発生。集落の裏山が幅約160メートル、斜面の長さ約220メートルにわたって崩れた。住宅4棟が巻き込まれ、うち3棟で妊婦を含む男女6人が圧死した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]