2019年8月20日(火)

米中、約束履行の検証機関設ける 米財務長官が表明

2019/4/11 5:49
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=鳳山太成】ムニューシン米財務長官は10日、中国と貿易協議で合意できた場合、中国が約束をきちんと守っているか検証する機関を設ける方針を明らかにした。中国側も同意しているという。米政権は中国が合意事項を実行しない事態を危惧している。具体的で実効性のある枠組みを作り上げられるかが交渉終盤の大きな争点となっている。

ムニューシン財務長官(右)はライトハイザーUSTR代表(左)に比べて米中協議の見通しに楽観的だ=ロイター

ムニューシン財務長官(右)はライトハイザーUSTR代表(左)に比べて米中協議の見通しに楽観的だ=ロイター

同氏は「両国は、進行中の案件に取り組む『実行(検証)機関』を設けることで合意した」と述べた。中国が違反した場合に関税を再発動する「罰則条項」や、現行の制裁関税の扱いなど詳細への言及は避けた。

米中は次官級や閣僚級で定期的に会談し、中国が合意事項を実行しているか話し合う仕組みを検討してきた。検証機関の詳細は不明だが、半永久的な組織を米中間で設けて実効性を高める狙いがあるとみられる。

ムニューシン氏は9日、交渉責任者を務める米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とともに中国の劉鶴副首相と電話で協議した。11日も再び話し合う予定だ。

ムニューシン氏は交渉妥結の時期について「迅速に進めることを望んでいるが、恣意的な期限を設けるつもりはない」と述べるにとどめた。トランプ大統領は4日、訪米した劉氏と会談した際に米中が合意できるどうかは「今後4週間で分かる」と話していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。