トランプ氏、イスラエル首相に早くも祝意

2019/4/11 3:31
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は10日、イスラエルのネタニヤフ首相に電話し、国会の総選挙の結果を受けて続投する見通しになっていることに祝意を伝えた。ツイッターでは「米国は彼やイスラエル国民とともにずっと歩んでいく」と強調し、ネタニヤフ氏の続投を前提にイスラエルとの蜜月関係を続ける方針を強調した。

10日、トランプ米大統領は中東和平の実現に意欲を示した(ワシントン)=ロイター

トランプ氏は同日、ホワイトハウスで記者団にイスラエルとパレスチナの中東和平について「誰もが困難だと言ってきたが、ネタニヤフ氏が勝利したということは実現のチャンスが広がったということだ」と指摘。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日のインタビューで「和平案は準備段階にあり、とても近い将来に発表するだろう」と語った。

ただ、ネタニヤフ氏が続投すればパレスチナに対する強硬姿勢を続ける公算が大きく、中東和平の実現は遠いとの見方が多い。

ネタニヤフ氏の首相続投をめぐっては、トランプ氏が側面支援をしてきた。総選挙直前には、イスラエルがシリアから奪ったゴラン高原の主権をイスラエルに認め、敵対国のイランの革命防衛隊を「外国テロ組織」に指定した。安全保障が最大の争点になった総選挙で、ネタニヤフ氏は米国との良好な関係をアピールして支持を集めた。

トランプ氏は親イスラエル政策を一段と進めて、支持基盤であるキリスト教福音派の求心力をさらに高める方針だ。これまでもイスラエルの首都にエルサレムを承認したり、イランに対する経済制裁を再開したりしてきた。

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