競争激化で6割減益 マックスバリュ西の19年2月期
イオン系食品スーパーのマックスバリュ西日本が10日発表した2019年2月期決算は、連結純利益が前の期比60%減の9億9200万円だった。ドラッグストアなどとの競争が激しくなり、既存店の客数が3.6%減ったのが響いた。
売上高にあたる営業収益は微減の2749億円だった。総菜などの販売が前年を大きく下回った。営業利益は43%減の26億円だった。一部の商品を値下げしたが客数の増加につなげられず、利益率が悪化した。
20年2月期の連結業績は営業収益が前期比2倍の5540億円、純利益は2.3倍の23億円を見込む。同業の買収効果で増収増益となる。
関連キーワード