アルジェリア議会、上院議長を暫定大統領に任命

2019/4/9 21:34
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【イスタンブール=木寺もも子】北アフリカのアルジェリア議会は9日、上院にあたる国民評議会議長のアブデルカデル・ベンサラ氏を暫定大統領に任命した。2日にブーテフリカ前大統領が辞任したことで、憲法手続きによって選ばれた。ロイター通信などが報じた。3カ月以内に大統領選が行われる見通しで、民主的なプロセスを経て新政権に移行できるかが焦点になる。

9日、暫定大統領に任命されたベンサラ氏(アルジェ)=ロイタ―

アルジェリアでは強権的な指導者のブーテフリカ氏が20年間の長期政権を維持していたが、高齢の同氏が5選目を目指す意向を示すと国民が猛反発。反政府デモが全国に拡大し、辞職に追い込まれていた。

選出を受けたベンサラ氏は議会で「早急に国民が新大統領を選べるように努める」などと述べた。

早急な政治刷新を求めていた学生などの間ではブーテフリカ氏に近かったベンサラ氏の暫定大統領就任への反対が強く、首都アルジェでは数千人規模のデモが起きているもようだ。

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