2019年6月27日(木)

本屋大賞に瀬尾まいこさん 「そして、バトンは―」

2019/4/9 20:23
保存
共有
印刷
その他

全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2019年本屋大賞」の発表会が9日、東京都内で行われ、瀬尾まいこさん(45)の「そして、バトンは渡された」(文芸春秋)が大賞に選ばれた。

瀬尾さんは発表会で「ゴールテープを切ったような鮮やかな喜びがある。愛情を注いでもらえる作品になったことを本当にうれしく思います」と笑顔で語った。

受賞作は、血のつながりのない何人もの親たちから深い愛情を注がれた少女の成長を描く、一風変わった家族小説。

瀬尾さんは大阪市生まれ、奈良市在住。京都府内の中学校で教師をしていた2001年に「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年デビュー。「幸福な食卓」で吉川英治文学新人賞を、「戸村飯店 青春100連発」で坪田譲治文学賞を受賞した。

翻訳小説部門はアンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」(山田蘭訳、創元推理文庫)。

本屋大賞の2位以下は次の通り。(敬称略)

(2)小野寺史宜「ひと」(祥伝社)(3)深緑野分「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)(4)森見登美彦「熱帯」(文芸春秋)(5)平野啓一郎「ある男」(文芸春秋)(6)木皿泉「さざなみのよる」(河出書房新社)(7)三浦しをん「愛なき世界」(中央公論新社)(8)知念実希人「ひとつむぎの手」(新潮社)(9)芦沢央「火のないところに煙は」(新潮社)(10)伊坂幸太郎「フーガはユーガ」(実業之日本社)〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報