2019年6月26日(水)

東ガス系、スタートアップと連携 ガス施設効率運用で

スタートアップ
環境エネ・素材
2019/4/9 16:50
保存
共有
印刷
その他

東京ガス子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES、東京・港)は9日、液化天然ガス(LNG)基地などの効率運用に向けて、スタートアップ企業などと連携すると発表した。東ガスはこれまで消費者へのサービス開発などでスタートアップと協業してきたが、範囲をガス関連設備まで拡大させる。

LNG基地の効率運用に向けてスタートアップの知恵を活用する(東京ガスの袖ケ浦LNG基地)

TGESが利用するのは三井住友銀行が提供するマッチングサービス。東ガスが持つLNG基地やコージェネレーション(熱電併給)設備の情報を三井住友銀の取引企業に開示して募集する。

4月から募集を開始し、夏頃をメドに80社程度と協業に向けた検討の場を設ける考え。TGESが運用するLNG基地などに実際に参加企業の担当者を招待し、協業の可能性を探る。

例えば、LNG基地への人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の活用などを想定。商業ビルなどに入るコージェネ設備の遠隔制御に参加企業の技術を活用し、より効率的な運転につなげることなどを目指す。

東ガスは電気・ガスにとどまらないサービスの拡充に向け、スタートアップ企業との資本提携などを加速させている。東ガスなどエネルギー企業は社歴が長く地域に根付いているため、スタートアップの課題である信用力や顧客基盤を持つなど双方にとって協業のメリットは大きい。

東ガスはこれまでスタートアップと共同で、睡眠や疲労回復などの健康をサポートするサービスや、オーディオブックのコンテンツを提供するサービスなどの開発を行っている。今後は消費者向けだけでなく、ガス関連設備まで協業関係を拡大させて、業務の効率化を図りたい考えだ。

(杉浦雄大)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報