2019年6月17日(月)

米スラックが都内に新オフィス CEO「協業促す場」

スタートアップ
ネット・IT
2019/4/9 14:53
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米ビジネスチャット大手のスラック・テクノロジーズは9日、東京都内の新オフィスを報道陣に公開した。世界10カ所目の拠点にあたり、3月上旬に移転した。来日したスチュワート・バターフィールド最高経営責任者(CEO)は記者会見で「オープンなコミュニケーションをめざすスラックを体現した。協業を促す場にしていきたい」と語った。

新オフィスは大手町駅近くのオフィスビルに入居し、延べ床面積は約1400平方メートル。最大80人ほど収容できるという。イベントスペースを設けたほか、一部はスラックの導入企業や提携先が利用できるコワーキングスペース(共用オフィス)として提供する。「デジタルだけでなく、リアルの場でも企業間の交流に活用してもらいたい」(佐々木聖治カントリー・マネジャー)という。

協業先など社外の人間も使えるコワーキングスペースを設けた

協業先など社外の人間も使えるコワーキングスペースを設けた

スラックのビジネスチャットは社内外のメンバーがチームごとに参加する「チャンネル」上でメッセージを投稿したり、資料を共有したりできるツール。営業やマーケティングなどの他社ソフトとも連携でき、社内システムの「ハブ」として活用が広がる。1日当たりの利用者数(DAU)は1月末時点で世界全体で1000万を超えた。

新オフィスで記者会見するスラックのバターフィールドCEO(中央)ら

新オフィスで記者会見するスラックのバターフィールドCEO(中央)ら

スラックは未上場の急成長企業「ユニコーン」の代表格で、日本では2017年秋に本格的にサービスを始めた。パナソニックやメルカリといった企業に加えて近畿大学など教育機関も導入し、同社にとって主要な市場に成長している。日本に参入する直前にはソフトバンクグループの運用額10兆円規模の「ビジョン・ファンド」から出資を受けた。

スラックは2月に、米証券取引委員会(SEC)に上場準備の書類を提出したと発表した。19年には米国で同社のほか、写真投稿サイトのピンタレストや配車サービス大手ウーバーテクノロジーズなどユニコーンのIPOが相次ぐ見通しだ。スラックは上場準備期間中であることを理由に、業績や将来の見通しについてはコメントを控えた。

(駿河翼)

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