2019年6月17日(月)

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大橋、苦しみながら3連覇 400個人メドレー

2019/4/8 22:51
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プールから上がった大橋の表情は複雑だった。「派遣(標準記録)を切れないと思うぐらい不安だった。タイムは速くないけれど、よく頑張った」。背泳ぎと自由形で伸びきれず、自身の日本記録に2秒20及ばなかった。ただ、3年連続の記録更新を逃した悔しさをかみしめつつ、戦いを終えてどこかほっとしているようだった。

女子400メートル個人メドレーを3連覇した大橋の平泳ぎ=共同

【瀬戸、3冠 競泳日本選手権】

大橋にとって、試練の7日間となった。昨秋のシーズン当初から記録は好調。冬場の高地合宿では、チーム内でただ一人体調を崩さずに充実したトレーニングをやり抜いた。「すごく自分に期待していたし、ようやく自分の記録を超えられると思っていた」

だが、大会に入ると気持ちは上がりきらず、レースプランにも迷いが生じた。2日目の200メートル個人メドレーは目標タイムを大幅に下回り、「泳ぎに欲が出てしまった」と悔いた。心のひずみが体にも及び、体重は少しずつ落ちていった。

「流れが良くなくても(瀬戸)大也さんとか実力のある選手は結果を出す。自分はまだまだだった」と大橋。この日も、ウオーミングアップを終えても不安がぬぐえず、レース前にはチームメートの前で思わず涙した。50メートルで先行してようやく吹っ切れたが、記録更新には少し遅かった。

「今後はもっとプレッシャーがかかってくる。心のコントロールを見せてほしかった」と平井伯昌コーチ。日本を代表する存在になりつつあるからこそ、理想の姿をどこに置き、そこに向かって自分をどう近づけていくか。「欲を出しすぎるとうまくいかない。でも、もっとできることはある」。殻を破る日はそう遠くないと信じている。(堀部遥)

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