福井知事に初当選した杉本氏 「西川県政の継承者」

2019/4/8 18:33
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7日投開票の福井県知事選は、自民党推薦で前副知事の新人、杉本達治氏(56)が現職の西川一誠氏(74)らを破り、初当選した。一夜明けた8日午後、福井市内の事務所で記者会見した杉本氏は「私は継承者であり、西川県政を正当に引き継いでいけるのは私のほかにない」と述べた。

8日、当選から一夜明け、福井市内の事務所で記者会見する杉本達治氏

イメージカラーの緑のネクタイを締めた杉本氏は「ようやく当選の実感がわいてきた」と笑顔をみせた。次点の西川氏と10万票近く差がついた選挙結果には「若さと行動力を県民にくんでもらえた」と振り返った。

だが、副知事として6年間仕えた西川氏へと話が及ぶと「尊敬している。どんなに苦しかったかと申し訳なく思っている」と言葉を詰まらせ、涙をぬぐう場面もあった。その上で「(西川県政の)いいところも直すべきところも、私が誰より知っている」と強調した。

就任後は「徹底した現場主義を周知していく」と話す杉本氏。「すでに県庁職員は既存のもので足りないのは何か、議論を始めてくれていると思う」とも述べた。県内の原子力発電所の使用済み燃料については「副知事時代から変わらず、発電は福井で担い、使用済み燃料は県外で処理する方針は守っていく」とした。

県内を二分したとの批判もあった今回の知事選だが、杉本氏は当選後「ノーサイド」「汗をかいて融和を図る」と繰り返してきた。多くが西川氏支持に回ったとされる県内の経済界に対しても「それぞれお立場があってされていること。今まで通り一生懸命お願いをしていけば融和を図れるのではないか」と話した。

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