ベトナム旅行大手、航空事業参入へ 国内7社体制に

2019/4/8 17:30
保存
共有
印刷
その他

【ハノイ=大西智也】ベトナム旅行会社大手のベトラベルが、新規の航空会社の設立を航空当局に申請したことが8日までに分かった。ベトナムでは、東南アジア格安航空会社(LCC)最大手のエアアジアグループもベトナム企業と合弁で新規の航空会社の設立準備を進めている。ベトナムの国内線需要は経済成長率を上回る年10%のペースで拡大している。競争激化で運賃の低下につながりそうだ。

バンブー航空が1月に航空事業に参入し、ベトナムの国内線の競争が激しくなっている=ロイター

ベトナムの国内航空産業は2018年末まで国営のベトナム航空、国内格安航空最大手のベトジェットエアなど4社体制だった。1月にLCCのバンブー航空が新たに運航を始めたほか、現在申請中の2社の運航許可が得られれば、ベトナムの航空市場は7社体制になる。

新規の参入計画が明らかになったベトラベルは、1995年の設立。旅行会社の老舗で東南アジアでも大手の一角だ。このほど中部トゥアティエンフエ省の運輸局に航空会社の設立を申請した。

現地メディアによると、ベトラベルは参入理由を「世界の旅行会社が航空事業を手掛けるケースが増えており、我々も必要性を認識しているため」と説明している。

同社は国内外に拠点を構え、過去2年間で300回のチャーター便を運航するなど航空事業の参入に向けて準備を進めてきた。南部の商業都市、ホーチミンと日本の福島便の運航実績もある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]