2019年6月20日(木)

韓進グループの趙亮鎬会長が死去

サービス・食品
朝鮮半島
2019/4/8 10:49
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の財閥、韓進グループは8日、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長(70)が同日未明、肺疾患のため滞在中の米国で死去したと発表した。趙氏は米国で治療を受けていた。傘下の大韓航空の3月の株主総会で取締役再任を否決され、同社の取締役から退いたばかりだった。

取り調べを受けるため検察に出頭する韓進グループの趙亮鎬会長(2018年9月20日、ソウル)=聯合・共同

取り調べを受けるため検察に出頭する韓進グループの趙亮鎬会長(2018年9月20日、ソウル)=聯合・共同

趙氏は韓進グループ創業者の故・趙重勲(チョ・ジュンフン)氏の長男。1974年にグループ中核の大韓航空に入社し、92年に同社社長に就任。96年から韓進グループの副会長となり、2003年に会長に就任した。

晩年は創業者一族の不祥事に相次いで見舞われた。長女の趙顕娥(チョ・ヒョナ)氏は14年に乗務員のナッツの出し方に激高し、大韓航空機を引き返させる事件を起こして「ナッツ姫」と呼ばれた。

趙氏自身も18年にグループ企業の資金約270億ウォン(約26億円)をめぐる背任と横領の罪で検察から在宅起訴された。

趙氏一族の不祥事は厳しい世論にさらされた。3月27日の大韓航空の株主総会では、財閥に厳しい文在寅(ムン・ジェイン)政権の意向を受けた国民年金公団が趙氏の再任反対に回った。

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