リビア武装勢力、旧空港占拠、内戦突入の懸念も

2019/4/6 22:52
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【イスタンブール=木寺もも子】分裂状態が続く北アフリカのリビアで、首都トリポリに向けて進軍していた武装勢力「リビア国民軍」が5日夜から6日にかけて暫定政府側の部隊と衝突し、トリポリ郊外の旧空港を占拠したもようだ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアが本格的な内戦に突入する懸念が高まっている。

5日、武装勢力から奪還した拠点を視察するリビアのシラージュ暫定首相(右から3人目、トリポリ近郊)=ロイター

5日、武装勢力から奪還した拠点を視察するリビアのシラージュ暫定首相(右から3人目、トリポリ近郊)=ロイター

リビアではカダフィ政権が倒れた2011年以降、トリポリのシラージュ暫定首相の政府のほか、複数の勢力が割拠している。このうちカダフィ政権で軍幹部を務めていたハフタル将軍が率いる国民軍が、拠点とする北東部ベンガジからトリポリに接近していた。

ロイター通信などによると、国民軍は14年の内戦で破壊されたトリポリの旧国際空港で政府側の部隊と衝突した。国民軍のスポークスマンは同空港を制圧したことを明らかにした。住民による目撃情報もあるという。

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