北大学長にパワハラの疑い 調査委が聞き取り
北海道大(札幌市)の名和豊春学長(64)が職員にパワーハラスメントをした疑いがあるとして、大学が調査委員会を立ち上げて関係者への聞き取りを進めていることが6日、北大への取材で分かった。
北大によると昨年、「名和学長がパワハラを行った」という訴えがあり、同年、学内に調査委員会を設置した。
北大広報課はパワハラの訴えについて「詳細は、プライバシーの関係でお話しできない」としている。
名和学長は昨年12月から体調不良を理由に休職しており、現在は笠原正典副学長(63)が職務代理を務めている。
名和学長は北海道三笠市出身。北大大学院工学研究科修士課程を修了。北大大学院工学研究院長などを経て、2017年4月に学長に就任した。任期は23年3月末まで。〔共同〕