北朝鮮に対米協議継続を要求 G7外相が共同声明

2019/4/6 19:00 (2019/4/6 22:00更新)
保存
共有
印刷
その他

並んで歩くG7外相。左端は河野太郎外相(6日、ディナール)=ロイター

並んで歩くG7外相。左端は河野太郎外相(6日、ディナール)=ロイター

【ディナール(フランス北西部)=佐堀万梨映】主要7カ国(G7)外相会合は6日昼(日本時間同日夜)、2日間の討議を終えて閉幕した。採択した共同声明では北朝鮮に対し、挑発を控えて米国との非核化協議を続けるよう要求した。北朝鮮の完全な非核化を実現するまで国連安全保障理事会決議に基づく制裁を維持する方針を記した。

2月の米朝首脳会談について、米国の対話姿勢を歓迎しつつ「北朝鮮が非核化への具体的な行動を示さなかったのは残念だ」と北朝鮮に行動を促した。海上で積み荷を移し替える「瀬取り」への対応方針をG7で共有し、拉致問題の即時解決を北朝鮮に求めた。

中国に関しては南シナ海で大規模な埋め立てを進める中国の海洋進出に深刻な懸念を表明した。自由で開かれたルールに基づく国際社会への責任ある参加を促すとともに、中国での外国人拘束や人権侵害への懸念も示した。

ロシアがウクライナ領クリミア半島を併合した問題にも触れ、紛争の平和的解決の重要性で一致した。日本はG7によるロシアへの一定の関与は必要との立場を示した。

国家分裂状態にあるリビアを巡る問題では首都トリポリ近郊での軍事行動にG7として強い懸念を示す声明を発表した。持続可能な開発でアフリカとの連携も確認した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]