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日産・西川社長らが陳謝 (総会ドキュメント)

2019/4/8 8:24 (2019/4/8 14:10更新)
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日産自動車は8日開いた臨時株主総会で、カルロス・ゴーン元会長の取締役解任を賛成多数で可決した。仏ルノーのジャンドミニク・スナール会長の取締役就任も可決した。ゴーン氏が有価証券報告書に自らの報酬を実際より少なく記載したほか日産の投資資金や経費を私的に不正支出するなど重大な不正行為があったとして、日産はゴーン氏の取締役の職を解く必要があると判断した。ゴーン氏は日産での全役職から退いた。

【15時】8日の日産の株価は前週末比7円80銭安の936円30銭で取引を終えた。

株価はゴーン氏が逮捕された2018年11月19日を7%下回り、安値圏で推移する。いちよしアセットマネジメントの秋野充成氏は「市場が関心があるのは何より本業の業績を成長させられるかだ。北米や中国の販売状況などに注目が集まっている。当面は材料が見当たらず、株価は軟調な展開が続くのではないか」と指摘していた。

【13時30分】横浜市の日産本社前で、50歳代の男性社員は安堵した様子を浮かべた。

「注目していたが、すべてシナリオ通りに行ったのではないか。社内でもみんな同じような意見だ」

【13時15分】「今後注視していきたい」との声も聞かれた。

東京都内在住の47歳の男性株主は「西川さんの丁寧な説明が印象に残った。統治が今後機能するかは疑問だが、株主として注視していきたい」と話した。

【13時10分】ゴーン氏の解任については賛成する株主が目立った。

東京都内の63歳の男性株主は「ゴーン氏を辞めさせることには大賛成だったので、この結果は良かった。西川さんら現経営陣については日産を軌道に乗せたうえで辞めるのが一番良いと思う」と語った。

【13時5分】京都から総会に参加した71歳の男性株主もいた。

「株主から今回の問題の責任の取り方を問う声が多かったのが印象的だった。細かなところまで分からなかったが、株主としては業績の改善に期待するしかない」

【13時】会場から株主が出てきた。

東京都内在住の68歳の男性株主は日産株の保有歴が20年に及ぶ。「今回の株主総会の説明には納得した。客観的に見て(ゴーン氏解任は)仕方がない。日産は今後、グローバルに活躍してもらいたい。『技術の日産』として頑張ってほしい」

【12時57分】総会が終了。

西川社長が「株主の皆さまには大変感謝している。ただいまをもって臨時株主総会を閉会とさせて頂きます」とあいさつ。その後、新取締役に選ばれたスナール氏が登壇し、「アライアンスは新しいスタートを切った」と述べた。総会の出席者数は4119人、所用時間は2時間57分。22人が質問した。

【12時56分】1号議案のゴーン氏取締役解任が拍手で可決。2号議案のケリー氏解任、3号議案も可決。

臨時株主総会で握手を交わす日産の西川社長(左)と仏ルノーのスナール会長(8日午後、東京都内)=ユーチューブから

臨時株主総会で握手を交わす日産の西川社長(左)と仏ルノーのスナール会長(8日午後、東京都内)=ユーチューブから

【12時54分】採決が始まる。

株主との質疑応答が終わった。

【12時16分】西川社長はルノー、三菱とつくった新たなアライアンスボードについて「仕組みとして完全に平等だ」と説明した。

「これまでは(ゴーン氏)一人の個人の裁量で平等が保たれていた。(今後は)誰でも同じように賛成、反対できる。スナール氏とも意思の疎通をしっかりして、将来に向けてこの形を維持できるよう努力を進めていきたい」

【12時】「ゴーン氏側近」とされた志賀俊之取締役が登壇した。

「ゴーンに最初に出会った日産の人間。一番近いところで仕事をしてきた」と振り返った後、陳謝した。「株主、お客様、部品メーカーにご心配やご迷惑をおかけした。心が痛む日々で、言い訳は何もできない。強く大きく反省している。それが正直な心情です」

ゴーン氏の不正について「巧妙だったので気付かなかったと言ってしまえばそれまでだが、例えば新しい投資会社の提案があったときにもう少し会社の目的やモニタリングの仕組みを取締役として提案、質問できなかったのかと思う」と釈明した。

臨時株主総会で発言する日産の志賀取締役(8日、東京都内)=ユーチューブから

臨時株主総会で発言する日産の志賀取締役(8日、東京都内)=ユーチューブから

【11時54分】所要時間は2018年6月の定時総会の1時間53分を超えた。

株主の一連の問題への関心は高く、株主との質疑応答が続いている。これまでで17人の株主が質問に立った。

【11時45分】西川社長は「今回の件は会計監査というよりも内部統制の問題」と述べた。

西川社長は「今回のことは会計監査から見て、十分に捕捉できる材料があったかというと難しかったと思う。日産は同規模の会社と比較すると孫やひ孫の会社数が多い。会計監査の目が通りやすくなる構造に変えていくべきだ」と説明。

【11時35分】弘中弁護士が東京拘置所から出る。

ゴーン元会長との接見を終えたとみられる。

【11時34分】株主から空席になっている会長職をどうするかとの質問が出た。

西川社長は「今の段階で会長職を復活させることは考えていない」と回答。

【11時28分】豊田正和社外取締役が「今回のケースは特殊だ」と説明。

株主から監査体制に問題がなかったのか問われ、豊田社外取締役は「多くの場合は会社のための不正行為で、今回のような私的利益の不正行為は珍しい。権限が集中し、情報も集中していた。これほど手が込んだ周到なやり方をしていると、不正の早期発見は困難だったと、外部の専門家から意見も受けている」と弁明した。

西川社長も今回の不正の端緒は現任の監査役の指摘だったことを明らかにした。

【11時22分】西川社長はゴーン氏との訴訟リスクについて「十分勝てる」と強調した。

株主からゴーン氏とケリー氏が無罪になった場合の訴訟リスクについて質問が出ると、西川社長は「十分解任、解職に当たるという弁護士の確認は頂いており、この部分に関してリスクはないと思っている。私どもの判断や専門家の意見を考えると、前回解職したことは十分根拠がある。そういうことが起きても勝てると考えている」と強調。

【午前】弘中惇一郎弁護士が9日午後3時に記者会見を開くことが伝わった。

ゴーン氏が特別背任容疑で再逮捕される前に撮影した動画インタビューを公開する予定という。

【11時8分】西川社長はゴーン氏へ損害賠償請求する考えを示した。

「事案全体の整理、確認ができたら、当然だがそういうアクションの検討に入ると想定している。損害賠償請求していくことになると思う」

【11時2分】株主から「社内でゴーン氏の不正な取引に気づかなかったのか」と質問。

西川社長は「実際に会社の中にいた者からすると見つけることが難しい。不正を疑ってかかることも通常はないと思うし、実際にそういうことがあったとしても、いったんブラックボックスになった後に見つけるのは難しかった。日産の功労者であるゴーン氏に対して一方通行のコミュニケーションが多かったことも原因だ」と釈明した。

臨時株主総会で発言する日産の西川社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから

臨時株主総会で発言する日産の西川社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから

【10時49分】株主からルノー出身の取締役の意見を求められ、ジャンバプティステ・ドゥザン社外取締役が答えた。

「ルノーから派遣されたが、日産のために仕事をしている」と強調。ゴーン元会長について「有罪か無罪かは我々が判断することではない。私も(ゴーン氏を)会長職から外すことに賛成した」と語った。

【10時48分】西川社長は自らが責任を取って辞めることを否定した。

「過去から起こったことに責任がないということは全くない。(だが)社内の動揺を最小限に、事業の影響を最小限にし、企業連合を安定させる責任がある。(ゴーン体制の)ひずみは大きく、一朝一夕では修正できない。次にバトンタッチ、(次の)ステップにいけるところまで行ってから(自らの進退を)考えたい。安定を最優先する。是非、ご理解を」と答えた。「十分に(責任を)果たして、これで次のステップにいけるというところまでいって、その上で自らの処し方をおはかりしたいと考えている」

【10時43分】3人目の株主が現経営陣の責任を追及すると、株主から「賛成」の声が上がる。

「現経営陣にも大きな社会的、道義的責任がある。現経営陣を刷新すべき」と西川社長に強く迫った。会場から拍手が起きる。

【10時43分】整理番号1番の株主が最初の質問に立つ。

「20年前にゴーン体制が始まってから日本市場が軽視されていると感じている。新体制での日本市場の戦略について聞きたい」と質問。西川社長は「当然のご指摘だと思う。投資の優先順位が世界市場の大きなところにおかれ、日本への新商品投入が手薄になった時期があったことは認めざるをえない。日本の重要度をかなりあげて取り組んでいきたい」と答えた。

【10時29分】西川社長の冒頭発言が終了。

会場から拍手。決議事項の説明が始まる。

【10時25分】西川社長が日産、ルノー、三菱自動車の3社連合の今後の方針について説明した。

「(アライアンスを)安定化させ、正しい形で将来に向かった形をつくる。(3社とも)アライアンスのベネフィット(利益)は認識している。積極的に追求していきたい。イコールパートナーとしての議論を徹底的にして迅速に意思決定したい」

【10時19分】西川社長は自身の続投について、前向きな姿勢を示した。

「経営の責任は2つある。(一つは)過去に起こったことへの責任で、深く反省している。もう一つは現在、成長軌道にいち早く戻すことの責任だ。いま追うべき、この責務に全力をつくしていきたい」と語った。

【10時11分】西川社長は日産自動車が法人として起訴されたことについても陳謝。

「まことに遺憾、厳粛に受け止めるともに株主に深くおわび申し上げたい」

【10時10分】西川社長がゴーン氏の不正に関する社内調査について説明した。

「企業利益に反し(ゴーン氏が)解職に値することは明らか」

【10時5分】西川社長が総会を開いた経緯を説明。

冒頭で「株主にはこのたびの件大変なご心配とご迷惑をおかけした。会社を代表して深く深くおわびする」と陳謝。他の役員とともに5秒ほど頭を下げる。

「今回の問題は前代未聞といっていい。耳を疑うようなことが現実に起こってしまった。そこから4カ月、当社にとっての不正への対応では大変大きなけじめの総会です」

臨時株主総会の冒頭、株主らに陳謝する日産自動車の西川社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから

臨時株主総会の冒頭、株主らに陳謝する日産自動車の西川社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから

【10時1分】臨時総会がスタート。

西川社長が「臨時株主総会を始めます」と発言。会場からは拍手が上がった。出席株主数は1832人。

日産の臨時株主総会であいさつする西川広人社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから、共同

日産の臨時株主総会であいさつする西川広人社長(8日午前、東京都内)=ユーチューブから、共同

【9時37分ごろ】弘中惇一郎弁護士がゴーン元会長のいる東京拘置所に入った。

ゴーン元会長は「オマーンルート」の新たな特別背任容疑で勾留中。刑事事件の行方も注目され、弁護人を務める弘中弁護士の都内の事務所前には朝から多くの報道陣が集まった。

【9時30分】9時に会場が開くと、株主の長い列ができた。株主が続々と会場内に入っていく。

横浜市在住の81歳の男性は「日産の将来が心配だ」と話す。「上下関係に弱くて不正を見逃した日産の経営陣が変われるのか、世界が見ている。立ち直ってほしい」

日産の臨時株主総会会場に向かう株主ら(8日午前、東京都港区)

日産の臨時株主総会会場に向かう株主ら(8日午前、東京都港区)

【9時20分】日産株を14年間保有する65歳男性はホンダOB。日産とルノーとの統合に否定的だ。

「報道の通りならゴーン氏の解任は当たり前。現経営陣には日本のために引き続き頑張ってほしい。日産は電気自動車(EV)でだいぶリードしている。株主としては株が上下するのではなく、年間配当をしっかり出してほしい。ルノーとの統合はすべきじゃない。日産にはガバナンスの改善を期待している」

【9時10分】67歳の女性株主の批判は他の経営陣にも向かった。

「ゴーン氏が最初逮捕された時はびっくりしたが、解任は仕方ないのではないかと思っている。株価にも良いと思う。他の経営陣も正直、今すぐ辞めたほうが良いのではないか。日産のガバナンス全体がおかしくなっているのに、現経営陣が残るのは納得できない。株価も下がり業績もいまいちな今、ガバナンスに気を取られている場合ではない。早く解決してほしい」

9時すぎ】横浜市の日産本社前で、60代の男性社員がゴーン氏の解任議案について怒りをあらわにした。

「当然のことだと思うし、過程の一つにすぎない。社内で彼を擁護する声はないし、次々と不正が明るみになっていることに終わっていると感じた」

日産本社前(8日午前、横浜市西区)

日産本社前(8日午前、横浜市西区)

【8時50分】総会会場前で、三重県出身の68歳の男性株主が取材に答えた。

「ゴーン氏が解任されるのはある意味当然。西川社長は受け答えもしっかりしているし、続投してくれたらと思っている。日産のルノーとの統合は正直言って、ありえないと思っている。助けてもらった恩はあるが、ルノーの出資比率を下げてもらわないと日産の独立性がなくなってしまう」

【8時40分】横浜市の日産本社前で40代の男性社員が取材に応じる。

「よく分からないが、少しでもこれで会社が安定してくれれば」。言葉少なに立ち去った。

日産本社に通勤する社員ら(8日午前、横浜市西区)

日産本社に通勤する社員ら(8日午前、横浜市西区)

【8時】国内自動車メーカー首脳が都内で集まり、国の次世代車戦略について会議。

日産の西川社長は出席せず、代理が参加。

【8時】日産幹部が談話。

「株主の皆さんに大変な心配をかけた。しっかり説明してお詫びしたい。スナール氏については、安定した企業連合となるように期待したい」。都内の自宅前で雨のなか足早に車に乗り込んだ。

【7時48分】西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)が自宅を出る。

「会社としては大きな節目となり、これまでの経営体制からの完全な脱却となるので、きょうを境に次のステップに進みたい」。堅めな表情で報道陣に話した。

自宅前で報道陣の質問に答える日産自動車の西川広人社長(8日午前、東京都渋谷区)

自宅前で報道陣の質問に答える日産自動車の西川広人社長(8日午前、東京都渋谷区)

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