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ゾフルーザ使用基準策定へ 耐性問題で感染症学会

インフルエンザ治療薬ゾフルーザで耐性ウイルスが相次いで報告されていることを受け、日本感染症学会は5日、同薬を慎重に使うよう使用基準に関する提言を策定することを決めた。名古屋市で開催中の学会で、会長の三鴨広繁・愛知医大教授は「薬剤耐性を受け、薬の考え方を見直す時期がきた」と述べた。

ゾフルーザは2018年3月に販売開始され、1回の服用で治療できるため人気を集めた。しかし、ほかのインフルエンザ治療薬よりも高い割合で薬が効きにくくなる耐性ウイルスができることが問題となっている。

特にA香港型のウイルスに感染した患者や子供で耐性ができやすく、国立感染症研究所の高下恵美主任研究官は、学会緊急セミナーでA香港型感染の168人のうち14.9%に当たる25人から耐性ウイルスが検出されたと発表した。21人は12歳未満だったという。3人はゾフルーザを使用しておらず「家族から感染したとみられる」と報告した。

インフルエンザに詳しいけいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫参事は「重症患者やほかの薬に耐性がある場合に、併用してゾフルーザを使うことは有効だ」とした上で「軽症の外来患者に単独で使うべきではない」と述べた。〔共同〕

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