東ガス、LNG調達に石炭連動型 シェルと契約

2019/4/5 15:47
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東京ガスは5日、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルから液化天然ガス(LNG)を調達すると発表した。市場で一般的な原油価格連動ではなく、石炭価格に連動する契約形態を業界で初めて採用。東ガスは契約の多様化を進めて、LNGの調達価格を安定させる狙いがある。

東ガスは調達の多様化を進める(東ガス基地に到着したLNG船)

シェルのトレーディング事業会社シェル・イースタン・トレーディングと、2020年から10年間の売買契約を締結した。シェルが持つオーストラリアやブルネイなどのプラントから年間50万トンを引き取る。年50万トンは東ガス全体のLNG調達量の約4%に相当する。

東ガスによると、石炭価格に連動するLNGの売買契約は世界で初めて。石炭連動にすることで原油相場の変動に影響されにくい利点がある。

東ガスはLNGの調達価格の安定を目指して、適用される価格指標の多様化を進めている。18年には米国のシェールガスから造ったLNGの輸入を開始。米国産は原油価格に左右されにくい「ヘンリーハブ」というガス価格の指標を使っており、米国内の天然ガス需給で価格が決まる。東ガスは今後も原油連動以外の契約形態を増やす考えだ。

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