2019年6月18日(火)

4日の参院決算委の主なやりとり

政治
2019/4/5 2:00
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4日の参院決算委員会の主なやりとりは次の通り。

【忖度発言】

又市征治氏(立民会派)利益誘導による票集め、忖度(そんたく)による政策決定はあってはならない。(道路整備を巡り「忖度した」と発言した塚田一郎国土交通副大臣を)直ちに更迭すべきだ。

安倍晋三首相 発言は問題だが、本人がしっかり説明し、そのことを肝に銘じて職責を果たしてもらいたい。

小川敏夫氏(立民)辞任する考えはないのか。

塚田氏 事実と異なる発言をし、多大なご迷惑をかけた。改めて撤回し、国民に謝罪申し上げたい。説明責任をしっかり果たすことによって職責を全うしたい。

小川氏 新たな道路は建設したいか。

首相 (本州と九州を結ぶ既存の)関門トンネルは老朽化し通行止めが多い。これでいいのかという問題意識は、ずっと持っていた。

礒崎哲史氏(国民)うそをついた認識はあるか。

塚田氏 翌日の報道で内容を思い起こし、事実と異なるとの認識に至った。大勢の会合で熱が入った。うそを言っているとの認識で発言したわけではない。

礒崎氏 塚田氏は冷静沈着な方だ。雰囲気にのまれたというのは、信じられない。その場(集会)でうそを言ったか、本当のことを言ってしまい、今うそをついているかだ。

首相 政治家は、有権者の前で真実を語らなければならない。事実と異なることを述べたのは重大な問題だ。

仁比聡平氏(共産)自民、公明両党の有志議員でつくる「関門会」が2016年、道路整備の早期実現を求める要望書を石井啓一国土交通相に提出した。関門会の筆頭に首相の名前がある。まさに安倍・麻生道路だ。政権は予算を私物化している。

首相 要望書は知らなかった。私は首相で陳情する立場にない。

【新元号】

西田昌司氏(自民)平成の時代をどう総括するか。

首相 バブル崩壊以降、停滞の20年を経験してきた。平成から令和時代へ三本の矢の政策を継続し、デフレ脱却を果たす。 

石井苗子氏(維新)新元号への国民の受け止めをどのように見るか。

首相 国民からも、調査によっても、好感を持って受け止めていただき大変うれしく思っている。

【消費税】

西田氏 消費税増税はもう少し考えるべきだ。

首相 医療、年金、介護費の安定財源を賄い、子育て世代に新たな投資を行う。そのために消費税を引き上げさせていただきたい。

【財政健全化】

若松謙維氏(公明)どのように財政健全化に取り組むか。

首相 経済再生を図るとともに歳出・歳入改革を続け、25年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化の実現を目指す。

【迎撃システム】

又市氏 秋田、山口両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を中止すべきではないか。

首相 わが国全域を24時間切れ目なく防護することが可能となる。自衛隊員の負担も軽減される。

【消えた留学生】

吉良佳子氏(共産)東京福祉大で約1400人の留学生が所在不明だ。

首相 実態の早期解明に取り組んでいる。ずさんな在籍管理が行われていた事実が判明すれば、厳正に対処する。

吉良氏 秋元司環境副大臣は14年4月から17年7月まで東京福祉大を運営する学校法人の理事を務めていた。留学生が急増した時期と重なっている。留学生を利用したビジネスに賛同していたのではないか。

秋元氏 留学生の受け入れ拡大については報告がなかった。直接知り得る立場ではなかった。後押ししたことは一切ない。

〔共同〕

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