相模原市長選、本村氏が初当選 現職ら3人破る
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任期満了に伴う相模原市長選は7日投開票し、無所属新人で元衆院議員の本村賢太郎氏(48)が、4選を目指した無所属現職の加山俊夫氏(74)ら3人を抑え、初当選を決めた。投票率は48.91%で、前回の46.87%を2.04ポイント上回った。

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JR相模原駅前の米軍相模総合補給廠(しょう)の跡地利用などが争点となった。大規模開発を進める加山氏に対し、本村氏は計画を見直して市民の意見をくみ上げることを主張。「シニア人材バンクの創設」「障がい者雇用日本一」も掲げた。
本村氏は旧民進党の出身。国民民主党など野党系のほか、自民党支持層からも一定の支持を得た。
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(もとむら・けんたろう)青山学院大経卒。衆院議員。神奈川県出身、48歳。初当選
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