長野県信組、全店舗に電子記帳台 書類記入を簡素化
長野県信用組合は5日から、県内の全店舗で電子記帳台を導入する。設置店舗は現在の18店から全52店に拡大。電子記帳台の活用により、新規口座開設などに必要な書類記入作業を簡素化する。ガイダンスに従って記入することで、書類の記入漏れが防げるほか、職員の作業効率も高められる。

従来は新規口座開設などの場合、印鑑届や個人情報の同意書など複数の書類に必要事項を記入していた。電子記帳台は1カ所に署名すれば、全ての書類に反映される仕組み。付随の読み取り機を活用すれば、運転免許証から住所などを自動で読み取ることも可能だ。
タッチパネル画面の表示ボタンを大きくし、高齢者にも取り扱いやすくした。