無線操作するハイブリッド草刈り機、アテックス

2019/4/4 20:00
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農業・運搬用機械メーカーのアテックス(松山市)は、動力源としてエンジンとモーターを併用するハイブリッド型の無線草刈り機を開発した。エンジンによる4時間の作業に加え、最大1時間の電動走行が可能。ガソリン補給の難しい中山間地などの作業にも向いており、4月中旬から農業や造園関係の事業者向けに生産を始める。

傾斜地でも安定して草刈り作業ができる(愛媛県庁内での製品発表会)

愛媛県の産業技術研究所の協力を得て開発した。エンジンの動力を、モーター用の発電にも活用する仕組み。燃費の面でも同社の従来品に比べ11%改善。最大で45度の傾斜地でも作業を可能にした。中山間地での作業中にガソリンがなくなり、立ち往生するような事態を避けられるという。

最大175メートル離れた地点から動かせる無線での遠隔操作方式のため、農業分野での人手不足対策にも効果を見込んでいる。「神刈」という商品名で、19年中に50台を販売する計画だ。重量は358キログラム、本体価格は333万円。

将来はGPSと人工知能(AI)を活用し、遠隔操作の要らない自動運転機能も開発する計画。例えば大きな穴の空いた場所を回避しながら自動で作業することなどを目指しており、大学などと協力し開発を進める。

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