2019年4月20日(土)

ベトナム通信最大手のベトテル 5G基地局 8割は自前開発

東南アジア
アジアBiz
2019/4/4 20:00
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【ハノイ=大西智也】ベトナムの次世代通信規格「5G」の環境整備を巡り、現地通信事業者の通信機器の選定作業が進んできた。国営で高速通信最大手のベトナム軍隊通信グループ(ベトテル)は、機器全体の約8割を自前で開発する方針。通信機器は基地局などに使われる5Gの主要設備で、米国政府は各国に中国製の排除を呼びかけており、ベトナムの動きも注目されていた。

ベトテルは従来、ファーウェイを中心に通信機器を選んできた(ハノイ市内の店舗)

ベトナム通信2位のビナフォンはノキア(フィンランド)、3位のモビフォンは韓国サムスン電子と組む方向で準備を進めているという。地元メディアが4日までに報じた。

ベトテルは、現行の4Gまで中国の華為技術(ファーウェイ)を中心に通信機器を採用してきた。ただ、5Gについてはファーウェイの機器採用を大幅に減らすとの見方が現地で広がっている。

ベトテルは5Gの試験運用状況をみながら、ノキアやエリクソン(スウェーデン)の機器を選ぶ可能性はあるという。ベトテルは国営企業でベトナム政府の意向が働く。ベトナムはファーウェイ製品の排除をめざす米国とは安全保障面で協力関係にあり「共同歩調を取るのではないか」(外交筋)とも見られてきた。 ベトナムは東南アジア地域で、他国に先駆けて2020年に5Gの商用化をめざしている。

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