2019年5月21日(火)

ロボット掃除機など世界で市場拡大 新興国で生活の質向上 富士経済予測

エレクトロニクス
ヘルスケア
サービス・食品
2019/4/4 17:47
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新興国の経済成長に伴い、高級家電の世界市場が伸びている。調査会社の富士経済(東京・中央)が3日発表した白物家電の世界市場予測(生産台数ベース)によると、2023年のロボット掃除機の世界市場規模は18年比で約4割増える見通しだ。美顔器市場も約5割拡大すると予測した。アジアなど新興国での共働きの増加や生活の質の向上により、需要が高まると見込む。

18年のロボット掃除機の生産台数は前年比25%増の1230万台。23年には18年比で39%増の1710万台になると予測した。日本でも米アイロボットの日本法人、アイロボットジャパン(東京・千代田)の販売促進策などを受けて「伸びが期待される」(富士経済)と指摘した。生産は中国が最多の状況が続くとみているという。

新興国での美容意識の高まりを背景に、美顔器の市場規模も23年に18年比で53%増となる6337万台になると予測した。18年の市場規模は前年比7%増の4137万台とした。東南アジアやインドで美容への意識が高まって需要が伸びているという。現在の生産は中国が最も多いが、高品質な製品の需要が高まっており、今後は日本での生産が増えていくとの見通しを示した。

調査は衣住関連、調理関連、空調・給湯関連、美容・健康関連など計44品目の家電を対象に、国や地域による生産・販売動向の現状を分析し、将来を予想した。市場規模は生産台数ベース。

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジの白物家電の主要3品目を合計した市場は23年に18年比で6%伸びると予測した。今年の日本では、10月に予定する消費増税に向けて一定の駆け込み需要が期待されるが、一時的な需要増にとどまるとした。

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