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テスラ販売台数3割減 1~3月、新型車の輸出停滞

【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車(EV)メーカーのテスラは3日、2019年1~3月期の世界の販売台数が約6万3千台だったと発表した。18年10~12月期に比べ31%少ない。1月以降に主力の小型セダン「モデル3」の輸出を始めたが、物流の混乱で納車が滞った。

主力の小型セダン「モデル3」を欧州や中国に輸出し始めた影響で出荷が滞った=ロイター

高級車ブランドから量産車メーカーへの脱皮を目指す同社だが、グローバルな物流体制の構築が新たな課題として表面化した。

テスラは米カリフォルニア州の工場から北米市場に加え欧州や中国、日本などに車両を輸出している。1~3月期の販売台数の内訳は、モデル3が5万900台と18年10~12月期比19%減った。高級セダンの「モデルS」と高級多目的スポーツ車(SUV)の「モデルX」が2車種合計で1万2100台と56%減少した。

テスラは1~3月の販売台数は自社の想定も下回ったとしており、5月に発表予定の1~3月期決算の最終損益に「ネガティブな影響がある」とコメントした。2月末には販売店網の大幅削減も表明している。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1~3月期決算についてリストラ費用の計上に伴い黒字化は難しいとの見通しを示していた。

普及価格帯の車種であるモデル3は輸出台数が急増した。テスラは3月末時点で約1万600台が欧州や中国市場向けに輸送中だとしており、こうした車両を販売実績に計上するのは19年4~6月期になる見通しだ。

モデル3にはなお多くの予約客がいるため、輸出体制の問題が解消されれば販売台数は回復するとテスラは見ている。19年中には中国・上海市に建設中の新工場もモデル3の生産を始める計画で、19年通年の販売台数については36万~40万台という従来予想を据え置いた。

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