2019年8月19日(月)

英首相、労働党党首と会談 EU離脱巡り協議の継続確認

2019/4/4 3:52
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【ロンドン=中島裕介】英国のメイ首相は3日、膠着する欧州連合(EU)離脱協議の打開のため、最大野党・労働党のコービン党首と会談した。英首相官邸によると、両者はEU離脱を実現するための作業計画の作成で合意した。英政府の閣僚と労働党の幹部でつくる交渉チームを立ち上げ、集中的に対話を続けることでも一致した。

労働党のコービン党首(中央)はメイ首相との対話を続ける意向を示した=AP

労働党のコービン党首(中央)はメイ首相との対話を続ける意向を示した=AP

与野党協議にはメイ、コービン両氏のほか、英政府からバークレイEU離脱担当相ら数人の閣僚や保守党幹部が参加。労働党もEU離脱問題を担当するスターマー議員など党幹部が同席した。

英首相官邸は会談後、「建設的な対話で双方とも離脱協議の混迷がもたらす不確実性を終わらせることを約束した」とコメント。労働党のコービン党首は「有益だったが、メイ首相の立場はまだ大きくは変わっていない」と語った。

与野党協議はメイ首相が2日の緊急声明で発案した。労働党はEUの関税同盟への恒久的な残留などメイ首相や保守党が掲げる離脱方針よりもEU寄りの政策を掲げている。両者が妥協点を見つけられるかが焦点となる。

英国は事実上、EUが10日に開く臨時首脳会議までに今後の離脱方針を示すよう求められている。だがメイ首相がEUとまとめた離脱案は議員の反発で、英議会の承認が得られるメドが立っておらず、合意なき離脱となるリスクが高まっている。メイ首相は与野党協議をテコに、議会の過半数を得られる妥協案をひねり出したい考えだ。

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