黒部ダム近くにインターコンチ系ホテル開業
関電不動産開発(大阪市)は3日、英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループと提携し、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」を「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」として2020年春に再開業すると発表した。同ホテルは人気観光地の黒部ダムに近い場所に位置する。有名ブランドの導入で外国人観光客などを取り込む狙いだ。

改装後にはフィットネス施設を新たに設けるほか、トレッキングなどのアクティビティーや観光施設の案内をするカウンターも設ける。子どもを預ける施設も新設する。21年春にはホテル隣接地に新館を設け、30室を増室。計103室となる。
同ホテルはインバウンドの人気が高い「立山黒部アルペンルート」の長野県側の入り口の近くに立地。
世界的に有名なブランドとの提携で、訪日客を取り込む。大町市に隣接し、外国人スキーヤーが急増する白馬村では18年冬に米マリオット・インターナショナルが進出しており、競争が激しくなりそうだ。
改装のため19年9月に一度営業を終了する。
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