2019年6月21日(金)

3月中国新車販売、日系大手3社ともプラス 14カ月ぶり

自動車・機械
中国・台湾
アジアBiz
2019/4/3 18:18
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【広州=川上尚志】日産自動車は3日、中国での3月の新車販売台数(小売台数)が8.2%増の13万3069台で、7カ月ぶりに前年実績を上回ったと発表した。ホンダトヨタ自動車もプラスとなり、2018年1月以来14カ月ぶりに日系大手3社ともに前年実績を上回った。各社ともセダンの主力車種が好調だった。中国の新車販売全体は18年夏から落ち込みが続いているが、日系メーカーの健闘が目立つ。

日産の3月の販売台数は主力セダン「シルフィ」が25.3%増と堅調だった。「エクストレイル」など多目的スポーツ車(SUV)も合計で2.7%増えた。「中国事業に回復の兆しが見えてきた」(中国合弁会社の東風汽車)という。

ホンダは25.8%増の12万2744台で、2カ月ぶりのプラスだった。主力セダン「シビック」が55.1%増と全体をけん引した。看板車種「CR-V」も4カ月連続で前年実績を上回った。

トヨタは1.1%増の12万900台で、13カ月連続のプラスだった。ただ通年で14.3%増だった18年に比べると勢いは鈍化している。主力セダンの「レビン」が7.3%増だったが、「カローラ」は13.5%減と落ち込んだ。関税引き下げの恩恵で好調だった高級車ブランドの「レクサス」も14.2%減になった。

マツダは22.8%減の1万8078台。11カ月連続のマイナスだった。

中国の新車販売全体は2月まで8カ月連続で前年実績を下回る。ただ、中国政府は1月、一部の排ガス規制対応車や、農村での小型乗用車への買い替えに対し、補助金を支給する消費刺激策を打ち出した。4月からの増値税(付加価値税)の引き下げも需要喚起につながるとみられる。自動車業界内では政策効果により今後の販売は回復するとの期待も出ている。

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