トヨタ、HV特許2万3000件を無償開放 副社長が会見

2019/4/3 14:25
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トヨタ自動車は3日、ハイブリッド車(HV)など電動車に関し、自社の関連技術の特許を使用する権利を無償開放すると正式発表した。開放する特許は約2万3740件に上る。世界的に燃費規制強化の波が広がる中、競合他社に技術を無償提供し、HVの市場拡大を目指す。同日、会見した寺師茂樹副社長は「この取り組みが拡大し電動車の普及が加速することを期待する」と語った。

2030年末までを期限として無償で提供する。「今後10年が電動車が普及する重要な時期となる」(寺師副社長)というのが理由だ。開放するのは、トヨタがHVで培ったモーターや電力変換装置、システム制御などの技術。HVだけでなく、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)でも共通して活用できる技術も多い。トヨタに申し込んだ上で、協議の上で契約を締結して無償で利用できるという。

併せて他のメーカーがHVなど電動車の開発でトヨタが保有するシステムを活用する際、製品化に向けた技術サポートも実施していく方針だ。

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