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アルジェリア大統領辞職 長期政権、デモで終幕

【カイロ=共同】北アフリカの資源国アルジェリアで、20年間の長期政権を維持してきたブーテフリカ大統領(82)が2日、辞職した。高齢の同氏が今月予定された大統領選で5選を目指すと表明したことに国民が猛反発。反政府デモが全土で拡大して数十万人規模に発展、大統領を辞職に追い込んだ。

フランス公共ラジオによると、上院にあたる国民評議会の議長が最大90日間、暫定政権を率い、その間に大統領選が実施される。今後は選挙を経て平和裏に新政権が発足するかが焦点だ。

ブーテフリカ氏は2日夜、国民宛ての書簡で「本日をもって私の任期を終える」と発表した。現地からの報道によると、首都アルジェなどでは多くの国民が通りに繰り出し、歓喜の声を上げた。

ブーテフリカ氏は1999年4月、同国で34年ぶりの文民大統領に就任。90年代に続いた泥沼の内戦を終結に導き、長期政権を築いた。周辺の独裁政権が相次いで倒れた2011年の「アラブの春」でも体制を維持した。

だが今年2月に5期目の立候補を表明すると、学生らの抗議デモが始まり、3月には数十万人規模に拡大。国家の中枢を握る軍部も、車いす生活を続ける大統領の健康不安を理由に退陣要求を打ち出し、ブーテフリカ氏は出馬撤回と選挙延期を余儀なくされていた。

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