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ネットの著作権保護、欧州で新ルール 国際団体が説明

著作権の保護と適切な利用を促す国際組織、著作権協会国際連合(CISAC)が2日、東京都内で記者会見を開き、3月下旬に欧州連合(EU)欧州議会で承認されたネット上の著作権保護の新ルールについて説明した。

CISACのガディ・オロン事務局長(左から2人目)が会見し、EUの新ルールの意義を強調した(2日、東京・港)

新ルールは、動画や音楽、出版物の違法配信にはユーチューブやフェイスブックなど「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大IT企業に責任があると初めて明記。これらの企業が著作権者に使用料を支払うことを義務付ける。今後、EU加盟国でつくる閣僚理事会が正式承認すれば、2年以内に加盟国で法制化される。

CISACのガディ・オロン事務局長は「ネット上の著作権収入はあまりにも少ない。これまでプラットフォーマーはユーザーが勝手に配信したと説明してきたが、これからは通用しない」と厳しい姿勢を強調。欧州で人気がある日本のアニメなどのクリエーターも「手厚く保護できる」と話す。CISACは今後、EU外の国・地域で働きかけを強め同様の法制化を求めるという。

ただ新ルールを巡っては、賛否があるのが実情。音楽家のポール・マッカートニーが支持する一方、ユーチューブは「これでは権利関係の不明確な動画は全て公開停止の対象となる」と反対している。

(諸岡良宣)

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