2019年6月17日(月)

ファミマが次世代コンビニ、パナソニックと

小売り・外食
2019/4/2 16:44
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ファミリーマートパナソニックなどは2日、横浜市都筑区に共同で店舗を出店した。業務効率化のため、パナソニックが持つ最新のデジタル技術をフル活用した実験店舗。「次世代型コンビニエンスストア」と位置付け、設備を他店舗に展開することも検討する。

パナソニックが設立した子会社がファミリーマートとフランチャイズチェーン(FC)契約を結び、「ファミリーマート佐江戸店」をオープンした。パナソニックにとっては実店舗で実験できれば今後の技術開発に生かすことができる。

店内には熱感知センサーなど約80台を設置。陳列棚で商品が欠品していた場合、従業員が身につけているウエアラブル端末に通知が来る。レジに利用客が多く並んでいたり、駐車場に長く止めている車があったりした場合にも必要な作業を伝える。店長が従業員に指示する負担が軽減できる。

値札を電子化した「電子棚札」も設置した。日用品や加工食品など約3000商品に取り付けた。システムで一気に価格変更することができ、紙の値札を作成する必要がなくなる。

また、パナソニックは顔認証技術を活用し、顔をかざせば決済できる仕組みの検証も行う。購入したい商品を設備に置き、顔をかざせば支払いが済む。顔を登録しているパナソニックの従業員だけが対象だが、商品の販売業務を無人で完結でき、今後の開発につなげられる。

2日に記者会見したファミリーマートの沢田貴司社長は「労働力不足の問題などが取り沙汰されている。技術革新は待ったなしで進めていかなくてはいけない」と話した。ファミリーマートは同店に副店長を派遣し、設備の効果を検証、今後の拡大についても検討する。

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