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森保J、攻撃陣に課題 プランBやCの策定急げ
サッカージャーナリスト 大住良之

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2019/4/4 6:30
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先日行われた森保一監督率いる日本代表の国際親善試合。3月22日は横浜でコロンビアと対戦し、0-1で敗戦。26日には神戸でボリビアと戦い、1-0で勝利を収め、1勝1敗で終わった。

昨年9月から今年のアジアカップまでの「第1段階」(ベースとなるチームづくり)を経て、現在は今年の9月にスタートする可能性のある2022年ワールドカップ・アジア予選に向けてチームの底上げ(選手層のアップ)を目ざす「第2段階」。その最初のシリーズで、守備面と攻撃面ではっきりとした明暗が出てしまった。

光った畠中のパス、守備陣に収穫

森保監督は、コロンビア戦で今回選んだ23人でつくることができる「ベストチーム」を送り出した。そしてボリビア戦では先発全員を入れ替えた。もちろん、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング12位のコロンビアと60位のボリビア(日本は27位)では力が違う。ボリビア戦に出場した守備陣がコロンビアの強力攻撃陣をどれだけ抑えられたか、断言することはできない。しかし守備陣のプレーぶりは、コロンビア戦と同様、ボリビア戦も十分合格点を与えられるものだった。

ボリビア戦の前半、競り合う畠中(左)。国際舞台で戦える能力を示した=共同

ボリビア戦の前半、競り合う畠中(左)。国際舞台で戦える能力を示した=共同

とくに目を引いたのは、センターバックのDF畠中槙之輔だ。23歳、所属の横浜Mでは今季レギュラーになったばかりだが、ヘディングや当たりの強さだけでなく、パス能力に優れ、十分国際舞台で戦えると感じた。

しかし「底上げ」に前進した守備陣に対し、攻撃陣は非常に寂しかった。第1戦はMF中島翔哉、南野拓実、堂安律の、いわゆる「三銃士」がそろって先発。得点こそ奪えなかったが、強豪コロンビアを相手にイニシアチブを握る戦いを見せた。

しかしその3人のポジションでボリビア戦に出場したMF乾貴士、香川真司、宇佐美貴史のプレーは非常に苦しいものだった。パスがつながり、ボールは支配するのだが、スピード感に乏しく、ボリビアのゴールに直接的な脅威を与えることはできなかったのだ。

森保監督はこの3人に代えて61分に中島と堂安、そして68分に南野を投入した。すると攻撃は一挙にスピードアップし、76分に自陣から堂安―南野―中島と流れるように攻撃が進んでボールが渡り、中島の決勝ゴールが生まれた。

今回招集を見送られた「絶対的エース」FW大迫勇也のポジション(1トップ)には、鈴木武蔵と鎌田大地が初招集され、鈴木がコロンビア戦、鎌田がボリビア戦に先発出場したが、ともに大きな印象は残せなかった。わずかに、短時間ながら「三銃士」と組んだ鎌田が、攻撃ゾーンでうまく絡んで可能性を示しただけだった。

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